毎年、ノミネートの時だけ興味を示して発表されてもあまり関心がなかった2018ユーキャン新語・流行語大賞。今年はちゃんと最後まで見ようと思いまして、チェックしてたんですよ。
実際見てみての感想は…

なんだろう、特に気の利いた感想が生まれなかったです。。。とはいえいくつか感想をピックアップしてみたいと思います。

性別を超えた恋愛がここに…「おっさんずラブ」

ただ、「おっさんずラブ」は普段ドラマを全く見ない私がかじりついて視聴してそのあともいろいろな機会に「一気見」ができたこともありずぶずぶに萌え上がったため、そうそう!これはわかるわ~~!てなりました。すみません腐女子で。

BLものを実写でやると、一過性のもので最終的には異性とゴールインするのがわりと定説だったように思います。なので、楽しんで見ながら「結局は結ばれないんでしょ」と思っていたわけです。それがまさかのド本命とのゴールイン。(とはいえ日本には同性感の婚姻制度はないのでゴールインと言えるのか微妙ですが)ずっと「流されて」いた主人公が、最後の最後で自分の気持ちと向き合ったところがとても感動的でした。

なんとなく流されてコミカルに終わっていたら、多分記憶から抹消していたと思う。でもそうじゃなかった。悩んで悩んで、その先にちゃんと自分なりの答えを見つけたのだからね。

それから、例えば男子校みたいな、女性がいない環境で女性の代理のように始まる恋愛(=一過性)とは違い、社会に出て働いて、職場にもプライベートにも女性がいる中で選んだ相手っていうのは、やっぱり自分の気持ちがきちんとあるからたどり着く答えだなぁと思い、ムネアツでした。エンターテインメントの中でいつの時代もイロモノとしてだけ存在した(私はそう感じていた)ゲイとノンケの恋愛が美しく、そしてリアルの環境の中に存在することに大変納得がいった作品なので、歴史に刻んでいただきたい。

何を隠そう、職場でいわゆるBLとは無縁の女子が結構「おっさんずラブ」でBLを知ったみたいなことがありまして、インタビュー記事をシェアしあったり語り合ったりしたので、これは腐女子のみならず、世間の「異性愛の恋愛ドラマに辟易した女子たち」をも魅了した作品として価値が高いと思っています。

そのほか(笑)

そのほかのワードについてはですね、へー、そんなのも話題になったんだっけねぇ… くらいであまり胸を熱くさせてはくれなかった。そんなものですかね。なるほど、2018ユーキャン新語・流行語大賞は自分の趣味趣向がばっちり浮き彫りになるものなのですね。

「そだねー」はかわいくて一時期確かに口走っていたものですが、実際、方言に対してそういう扱いをされるのって当事者的にはどうなんだろうか…と思っているふしもあります。可愛かったけど。応援してたけど。どっちかというと「もぐもぐタイム」が好きでした。これは娘とおやつを食べるときとか、普段、ちゃんとご飯たべてくれないときに「ほら!もぐもぐタイムだよ!」てつかってましたのでこっちのほうがいいな。方言じゃなくてチームの特色みたいなものでしょ。こっちのほうがチームの雰囲気を感じることができて納得できます。

みなさんはどんな感想をもちましたか?
いろいろなご意見聞いてみたいです。