日めくりっぷ。ネザーランドドワーフちゃん。ウサギちゃんを描きたくなったので今日はウサギ~~!

杉田かおるさんのインタビューを見た

今朝「スッキリ」で杉田かおるさんの、介護生活についてのインタビューを見た。ちょうど仕事の始業前だったので、支度をしながら拝見した。そう、育児や仕事や家族、趣味で形成されてきた自分の人生に、そろそろ「介護」も加わるんですよね。なんせ四十路なもので。 実父が亡くなる前のほんの数週間前、スポットでだけ傍にいた私なので、介護の辛さなんてまったく理解していないと思う。それでついつい、インタビューに耳を傾けました。

実のお母さんの介護生活

48歳で再婚した杉田かおるさんが、肺気腫を20年前からわずらっていた実のお母さんの介護を4年間していたそうです。仕事を減らしてお世話をしていたと。テレビで説明を聞いたところでは、医療と介護はまったく別の仕組みになっているから、医療的には1級障害なのに、介護的には低いレベルだから、受けられるサービスも違うのだそうで。申し込み関連の書類の種類がとにかく多いのも大変だったのだとか。
そういうこともあるんだなぁ…。私の実父は大腸がんだったのだけど、ヘルパーさんのおかげで本当に助かったと母は言っている。

心に残った、杉田かおるさんの言葉

介護生活で辟易して「このままじゃダメになる」と思ったとき、お母さんの実家(九州)で経験した、自然農の農作業を思い出した杉田かおるさん。

野菜は自然に育つもので、よりよく育つために人が手を加えるものなんだそうです。それが介護にも通じること。「してあげる」ことに注目するとお互いに疲れてしまうから、相手の生き方を大切にして、過剰にあれこれ「してあげる」のではなく、寄り添っていくことにしたら、お互いに気持ちが楽になれたんだそうです。一緒に最後まで生きていくという選択が自然にできるようになったというようなことをおっしゃってました。

実際にはきっと、作業自体は変わらないのかもしれません。でも、気持ちの持ち方で変わるんだな、活路が見いだせるんだなと感じました。

それで思ったんですよね。もしかして育児も同じなんじゃないかなって。誰かを支える、誰かと一緒に生きる上でのスタイルなんじゃないかと感じました。

もう少しして、娘が自分で自分のことを考えるようになったら、寄り添っていくといいのかなぁ。そして、自分が「介護」をする立場になった時も、「してあげなきゃ」じゃなくて自然に一緒に生きることができるようになるのかなぁ。

もっと考えると、介護、育児だけじゃなく、夫婦や恋人、友達との関係で考えてもそうなのかもしれない。相手がだれであれ、誰かと共に生きることは、寄り添うことなのかもしれない。そして関係性ごとに「寄り添い方」も違うんだろうな。

このテーマはすごく考えさせられるし、他人事ではないのでまた取り上げて語ろうと思います。とりとめのない文章でお目汚ししました。。。