【作品】hide-and-seek

制作風景

本当はキャンバスなどで布張りをしたりして描くのがアナログ絵環境としてはベストなのですが、とにかくアナログで描くことにブランクがありすぎて、ハードルを上げるとモチベーションが下がりそうだなと思い、試行錯誤しています。先日はアクリルガッシュをやっていましたが、またちょっと趣向を変え、絵墨という新しい画像を購入しました。（のちほどごご紹介します）

今回はイラストボードに、ウサギ男子を描こうとして。秋らしくきのこを描いていたら、「不思議の国のアリス」でアリスが最初に出会う「しゃべるウサギ」になりました。きのことウサギといえば、不思議の国のアリス！

いつものとおり、ロップイヤーちゃん。私の妄想の中では、アリスがあっちこっち探し回っている間、隠れていることもあったはず。要所要所でかくれんぼをしていたかもしれない…というイメージにて、「hide-and-seek」、かくれんぼというタイトルをつけました。「なんで追いかけてくるんだろう」と思っているかもしれないし、「早く見つけてくれないかな」と思ってるかもしれません。

下絵は鉛筆のみで描き、もう早速塗ってしまいます！！カラフルにするのも嫌いではけしてありませんが、カラーリングは苦手分野。いろいろな色を入れるよりも、1色、2色でまとめるほうが自分らしい色が出せそうな気がしています。

ざざーっと迷いなく塗りました。ウサギ少年は赤系墨。背景は青系墨。2色カラーの濃淡です。

塗終わったら、色鉛筆で細かい部分を少し足していきました。秋らしいカラーにまとまるのが、絵墨のよきところ。

画像をご紹介します

あまり聞きなれないかもしれません、絵墨。私も今回、あれこれ画材を探す中で見つけたもの。墨といえばお習字…という印象ですが、６色もあるのでちょっと暗めのトーンで塗るのが好きな方はお好きかもしれません。

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固形水彩に慣れている方なら、すぐにお使いになれるかと思います。私も、次の展示は絵墨で彩色しようかなともくろんでおります。皆様も、お勧めの画像があったらぜひコメントなどで教えてくださると嬉しいです。自分の絵柄にあった画材を探すのって案外楽しいんですよね～！