最近、「日々のつぶやき」カテゴリーに日記もコラムもごちゃまぜになっているmamです、こんばんは。
ずっとイラストや作品、アート活動を発信するためだけにサイトを使っていましたが、テキストを書くのも好きなので、自分が気になっていることや考えていることを積極的に文章にして更新していこうと思いはじめました。

仕事が忙しくなると更新しない日もあるし、週末は家族時間を優先してやっぱり更新しなかったりするのですが、平日は結構まめに更新しています。テキストを読むのが好きなみなさま、ぜひ気が向いた時にお付き合いください。

占いはスピリチュアルではない

さて今日は「占い」について。私自身は占いのスキルはまったくございません。勉強をしたこともありません。しかしながら、WEBコンテンツの制作において、占いのテキスト原稿を見るなど、触れる機会は多くあったので占いと自分との距離は近いと思っています。いわゆる路面店(占いの館)であったり、占い師の先生に電話占いをしていただいたりした経験は一切ありません…

が、しかし、ご縁があり、占い師の方に運勢を見ていただいたことが、過去2度あります。

1人は、これもご縁というしかないご縁があり、真木あかり先生。娘を出産した時にちょうど、無償で占っていただけるという出血大サービスキャンペーンをされていて、みていただくことができました。

それがですね、今思い返して何度読み直してみても、とてもマッチした内容だったのです。私と娘との関係性がとくに。とても印象に残っているのは、私が最も理解者になりえるという内容。それがずっと胸に残っています。毎日のように喧嘩というかやり合いをしている母娘ですが(笑)、時折様子を見ながら「最近どうなの」話をする機会を設けています。そうすると、普段話してくれないことがぽろぽろ、彼女の心の中のにごりをふき取れるようで私も嬉しくなる。一人っ子の彼女の精神的支えになれるならうれしいと思い続けています。

そしてそれを思い出すたびごとに、真木あかり先生に感謝する私なのです。

もう1人は、数年前にネット経由で親しくなった友人。ドイツへ嫁いでいるので年に1度か2度、帰国しているときに会うくらいですが、メールではよくコミュニケーションをしています。その友人も占い師をしていて、今年、顔を合わせたときに占ってくれました。漠然とした将来への不安をぶつけたところ、

・娘さんは黙ってても勉強をソコソコこなすから躍起にならなくてもいいよ大丈夫
・ご主人との関係は悪くはないけど上司と部下みたいな関係性だね(笑)
・ご主人はまた少し頑張らなくちゃいけない局面がこの先ありそう。でも悪いことじゃない。
・あなたはだいたい望んでる通りにいくけれど、ちょっと自信がないのがよくないところ。人目を気にしすぎる価値観はどうにかしないとね。

というかんじのことが返ってきた。
いいとか悪いとかじゃなくて、なんだろうな、どこか肩の荷が軽くなるような気持になりました。あんまり家族の話をしたことがなかったのですが、どこか納得してしまった。

でも、スピリチュアルとは違う

ここまで書いて、じゃあすっごい占い信じてるじゃん!と思われたことでしょう。しかしこの場合、その言葉を信じるというよりは、自分の展望を信じるものである。占いというと、スピリチュアルを嫌いだという人からは「え~」って思われることがあると思うんですけれども、占いは「神の啓示」のような、盲信するものではないと思っています。

私にとって、占い師さんは心理カウンセラーです。その時その時、目の前で悩んでいる人に前を向かせるために尽力してくれる第三者だと思います。つまり、その占いの言葉は、極端に言えば「当たらなくてもいい」。そのあと、本人がどんな一歩を踏み出すかだけだと思うのです。

ひとさまに強要したり、壺を売ったり、「これすごく御利益があるのよ~」って妙なお守りを売ったりするわけではなく(笑)ただ、私は悩みを聞いてもらって受け入れてもらって、次の一歩を踏み出すためのきっかけをくれた。そういうふうに占いを受け入れています。怪しげなスピリチュアルと同じようにカテゴライズされるのはちょっと嫌だなと思った次第です。

占い師さんは大変らしい

これはその友人の話です。
占いにのめり込んで何度も何度も依頼をしてくれる上客がやはりいるのだそうです。

「(自分を捨てた)彼は戻ってきますか?」
「彼からのLINEが既読になっているのに返信がありません。いつ返信がきますか?」
「彼はわたしのことを好きですか?」

そういうお客様たちは、みんなYES・NOの答えを求めてくるのだそうですよ。占い師は超能力者じゃないのにね(笑)と、おっしゃってました。確かに。占い師の役割を間違っているように思えます。

だから、例えば相手の方のデータももらって相性を占ったところ全然まったく見込みなしだった場合、友人は、ある時まではそれをそのまま伝えていたそうです。見込みがないですね、て。そうすると、クレームがくることが常だったそうです。「あの占い師は当たらない」と吹聴するんですね、困った人たちです。

ところがある時、「真実を伝えることばかりが占い師ではない」と気づいたそうです。
そう、私もそう思うんですよね。例えば、見込みがないと占い結果が見えた場合でも、「今は彼の気持ちが他を向いているようです。」と伝えたうえで、しかし今こそあなたの力を発揮するときです。待ちましょう。耐え忍ぶことで彼との関係に変化が訪れるはず… などと答えるようにしたら、クレームは格段に減り、それ以降、同じ客が次のお相手の占いを依頼してきたりすることもあったそうで(笑)

何が言いたいかというと、つまりこの場合においても、真実をダイレクトに伝えるのではなく、表現を変えることで、「前を向かせる」ことができているんですよね。復縁したい、どうしても取り戻したいと焦っている女性にとっては、落ち着いて前を向かせることが最大の解決法だと私も思いました。

占いは言葉。心理カウンセラーであり、言葉の使い手。人の心を支えて動かし、次へ進ませるための役割が占いだと、私は思います。私はこれからも、道に迷ったときにはぜひ、占い師さんのあたたかい言葉で道を照らしてもらおうと思うのでした。スピリチュアルとは、やっぱり違うでしょ?

※なお、友人は勿論守秘義務を守っており、私は「こんなことがあった」という概要しか聞いていませんのであしからず…

ところで、真木あかり先生の情報を少し。
ブログで2019年上半期の占いを、出血大サービス!で無料公開されているのでぜひご覧になってくださいね~~!
http://makiakari.hatenablog.com/

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