気が付いたら2月後半です。2020年は、某占いによると「年明けから忙しくなる」ようで、その通り、バタバタしたまま毎日が過ぎていきます。半分は自分が望んで忙しくしているんですけど、あまりにスケジュールが埋まってしまうと気持ちが急いでしまうせいで余裕がなくなったり、その日のタスクが落ち着くと他のことをする気力がなくなってしまったりするので気をつけなくてはいけない。現に、しばらく仕事以外でテキストを打つのがおっくうでした(笑)
さて、最近の出来事など。

父の命日でした。

2020年から、2月23日は「天皇誕生日」になりましたね。実はこの日は実父の命日です。2016年のこの日に亡くなったので、まる4年が経ちました。国民として祝うべき日が父を偲ぶ日になるなんて、なんだか複雑。この週末、私は娘を連れて実家に帰省したのですが、母もどこか複雑な様子でした。国民が祝っている中で私たちは切ない気持ちになるのだからね。写真は父が好きだった日本酒「浦霞」。まともに日本酒呑むの私だけなんですが、実家でひたすら呑みました。おいしかった。

お彼岸はまだ先ですが、兄ファミリーと一緒にお墓参りをしてきました。兄を先頭に、娘もお墓を掃除して、甥っ子も手伝ってくれて(私は大したことはしてないけど)なんだか「家族」として同じ気持ちを共有できた気がした。私は嫁いだ身だし、夫は家にお留守番してもらってたのですが(笑)実母と兄と私の3人で父を看取ったので、おそらくあの時のことを思い出していた瞬間ではなかろうか。

父が亡くなるまでは「墓参り」は単なる季節の行事でしたが、父を亡くしたことで墓参りの意味合いが大きく変わった気がします。故人を偲ぶだけではなく、故人と自分との関係性や歴史、生き方なんかを振り返って向き合うものなんだなぁと今は思う。そして毎朝毎晩、父の仏壇にご飯を出したりしている母はそのたびに向き合っているのかもしれないと思うと、離れて生きて自分(と家族)のことでいっぱいになってしまうことが少し、申し訳なくもありました。

それから、亡き父のことを考えると、やはり体が動くうちに躊躇なくやりたいことをまっとうしようって想いが強くなるのでした。だって迷っているうちに「やろうとしてもやれない」ようになっていくんだろうしねぇ。

みんな、好きなことを早いうちにやったほうがきっと楽しいよ…と、思います。後悔がゼロなんてありえないことだけども、願わくばひとりひとりが精いっぱい楽しく生きて人生をまっとうできたらと思う。

新型コロナウイルスでここずっと不穏なムードが続いているので、少しでも早く収束して過去のこととなり、「あの時は大変だったねー」と声を掛け合えるようになりたい…。