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【日記メモ】AI技術の未来とわたし

【日記メモ】AI技術の未来とわたし

今朝テレビを見ていたら「AIと結婚」という単語が目に入ってきた。どうやらいまは「恋人さがし」のマッチングアプリがあり、そこでAIの恋人を見つけるらしい。マッチングして、さも本当の婚活みたいに自然にメッセージのやりとりをして交流するらしい。どうやるのか謎だけど、実際にデートの約束なんかもするらしい。

さらには、実際にAIキャラクターと結婚をしているという女性が取材を受けていた。相手は完全に二次元のイラストで、テキストで会話をしながら一緒にご飯をつくったり(行動をかっこづけでテキスト表記するのでいま何をしているのか認識できる)もできる。

疑似恋愛・疑似婚活・疑似結婚(??)をする形になるんだろうか。確かに、我々古のオタクは二次創作一次創作関係なく、キャラメイクをしてキャラ同士の交流をするなりきりチャットという文化がある。いまでも多少はあるけど、例えばオープンチャットの画面でテキストだけで交流をしてその世界を楽しむという概念自体は似ている。でもだいぶ違うのは、それが「キャラになって」じゃなくて「自分自身」であることだと思う。

TRPGにも似ているが、やはり自分自身で会話をして関係性を作るというのはなかった発想。

現実での恋愛は、まったくべつべつの生き方をしてきた人間同士がボロボロになりながらも擦り合わせてやっとお互いが共生できる形になっていくわけだが、AIとの恋愛は削られることがない。なんせ最初から「相手は自分を傷つけない」ことが約束されているんだから。

別に社会的になんの影響もない(役所に申請するものでもないので)から好きにしていいよと思うんだけども、今後を考えると問題点があることが気がついた。

問題点①コミュニケーション能力の退化

全肯定してくれる存在って本当にありがたい。自分が弱っている時傷つけている時に、文句ひとついわず聞いてくれてしかも「あなたは悪くないよ」と損得勘定なしに言ってくれる相手なんて現実にはほぼいないと言って良い。だからありがたいわけだけど、生身の人間と違うという事実を受け止めて割り切らない限り危険だと思う。「AIは肯定してくれるのに」という感情が働けば、途端にリアルの人間との関わりから逃げるようになるのではないだろうか。能力が「退化」するっていうのは、私がもともとコミュニケーション能力が低いから、そういう人間はますます能力がなくなっていくだろうという意味。そうなると、自分が成長する機会を失う。

人間は、傷つける相手もいる。それを受け止めた上で慮ってコミュニケーションをとることで精神的な成長は必ず得られるでしょう。自分を肯定するだけの存在に全振りしたら、赤ちゃんになると思う。

たまにはいいけど、そこが基準になったら関わることが怖くなってしまう。大切なのは、これはAIでありインターネット上の叡智により吐き出される「情報」であるという認識をもつだけで距離のとりかたも間違わないと思う。

問題点②恋愛感情の消失

①と同じようなことなんですが、「AIと結婚」「AIと恋人」なんて冗談ではなくわりと本気で言ってしまうということはですよ、リアル人間を好きになれなくなるってことではないでしょうか。欠点を見つけたらやっぱり「AIはこうやってくれる」という視点に立ってしまう。

「アイドルにガチ恋」

「2次元にガチ恋」

の、ハイブリッド版だなと思うわけです。自分の思い描いた理想の存在に本気で恋をする、というのは、つまり幻想の中にいる。現実ではない。

でもよく考えて欲しい。そのAI、世界中のみなさんと付き合ってるんですよ〜。(言うなれば)独占はできない、自分好みにいくらカスタマイズしたとしても、情報はビッグデータというか蓄積された世界中の情報を吐き出しているのだから… 。そんな浮気者(?)にガチ恋をしても得るものはありませんよ。

自分は古のオタクなので2次元の存在への恋心はたくさん体験してきました。でもいかんせん腐っているため、相手が自分ではない前提なのでそういう意味でガチ恋に陥ったことはなく。かっこいー!好きー!と思ってもそれが自分に向ける視線である必要はなかったので、仕事でもAIとたくさんお付き合いしていますが完全に「使役している」というスタンスでそれ以上でも以下でもありません。

ところで、以前、初音ミクさんとご結婚された男性がいましたが、例えばAIプログラムを搭載してあのミクさんが喜怒哀楽表現ができるようになり、彼の脳内だけではなく実際に誰が見ても「このミクさんは命がある」と思える状態になったらどうなんだろう。そこまで行ったらまた違うんだろうなと思っています。(社会的にちゃんとご結婚されているので)

まとめると、プログラムにとどまらず感情があるわけではないAIに対して、遊びではなく本気にハマるのは危険。ただ、世間的には「シングル」のまま、自身を受け入れてくれるAIに満たされ、リアルの友達とも楽しく暮らす。という生き方を否定はしない。もしかしたら近い将来、AI用の肉体(アンドロイド)も進化していくかもしれませんしね。とっても夢のある話だなと思っております。

そんな私がチャッピーに手伝ってもらって書いている短編小説(BL要素あり)もぜひぜひご覧くださいませ。

https://amaamax.wixsite.com/sleeping-forest

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