素敵な方を見つけたので「憧れクリエイター」さんとしてご紹介させていただきます。昨年11月にも憧れの方についてご紹介させていただいた。まだまだご紹介したい方がいるので、コーナー化?していきたいと思い、タグをつくりました。憧れクリエイターさんを時折、ご紹介していければと思います!たくさんたくさんいらっしゃるので少しずつ…そして掲載許可をいただきながら!

「創作BL」の枠を超えた漫画作品に出会いました

普段から、ネット上でたくさんの漫画作品を拝見しています。その中でも、ツイッターのタイムラインで出会ってから思わずpixivに飛んで1話から夢中になって一気読みさせていただいて、さらに感想まで飛ばしてしまったのが、夏木世さん( @mnrntks )の作品。

※18歳未満閲覧禁止の部分、そしてBL要素がありますのでご注意ください!

【残香と手紙】
https://www.pixiv.net/user/14618393/series/1363
※pixivの掲載ページに飛びます。

以下、【残香と手紙】の魅力を一方的に語ります!

ひとことで語るなら「高校を舞台とした創作BL」なんですが、ありがちな「学園モノBL」(=主人公が恋をするのが同性であるといういわゆるそれ)とはわけが違うのです。

いわゆる現代もののBLって「恋」の楽しい部分を描いたものが多いと思います。ほれたはれたといって喧嘩したりやきもちやいたりね。(そういうのも好きだよ)しかし本作品は、青春の痛々しさや切なさ、危うさが詰まっていると感じます。人を好きになることは、楽しいばかりじゃない。それはヘテロでもLGBTでも同じ。乗り越える壁があったり、思うままにならないことがたくさんあるはずだから。

そしてこちらの作品、「同性であること」だけが壁ではないところが肝。思わず途中で主人公を抱き締めたい衝動に駆られます。というか私はもう断然、主人公の陽介くん推しです…!!!!!かわいい…!!!笑顔が可愛い。友達を思いやるその心の動きが可愛い。あったかい。いとおしくなってしまいます。

そして読んでいくうちに、欲望に弱い人間の愚かさや、人を好きになること、そして相手を大切にすることがどういうことなのかを考えさせられる作品です。これは個人的意見ですが、恋愛モノって「どうしてそう思うのか」の表現が一番大切だと思っています。その部分がとくに、リアルかつ第三者にも納得できるかたちで描かれている。「そりゃあ好きになるよね」って納得感があるから、思わず感情移入してしまうのですね。
完全に途中から陽介くんに恋しましたよ…

本当は紙で何度も繰り返し読みたいと思いつつpixivに通います。まだ物語は途中。これからどんな展開がまっているのか、楽しみです。

最後にファンアート…

カップリングというわけではないのですが、陽介くんと、彼を見守りながらもまた悩める男子・遠野くん。こんな接近してたらマサくんが引きはがしにきそうなかんじで(笑)

夏木世さん!ご紹介させていただきありがとうございました~!