びっくりしたのなんのって。うちが金魚暮らしをはじめた話です。

運命としか呼べない

我が家は賃貸マンション住まいです。いつか猫ちゃんと迎えたいね、なんてよく言ってはいるものの、まだ育児に手もかかるし預けるような先もないしでペットを飼うという願いは本当に夢物語でありました。それが、2018年夏のある日。私がまだヘルニアが動けずに生活をしているころの話です。地元で夏祭りがあることは知っていて、夫と娘が二人で夕方から出かけたことも知っていました。いつものポケモンGOで出かけていると思っていたので気にも留めずにいたのですが、夜がきてなかなか帰ってこないので心配していたのです。

ようやく帰宅したと思ったら、祭りにいってきたと。夏休みの間ろくにお出かけもできなかったのだから、それはとてもよいことだと喜んだのですが、持っているではありませんか、あのサンカクのものを!!!!目を疑ったわけですよ(笑)だって7匹ですよ??しかし、しかしですよ。思えばこれが、私を前向きにしたひとつの要素だったのかもしれないと思う。

もう動けないんじゃないかと途方に暮れていたわけですが、やっと一日に何度か立ち上がって歩けるくらいになっていたのです。これからしばらく、金魚の生き死にを体験することになるわけですが、沈んでいた私の意識が、金魚に向いたのです。金魚が今日、元気でいるということに希望を感じたりするわけです。娘の夏休みの宿題あれこれはあったものの、なかなか自分以外のことに目を向けることができなかった私が、自分以外のことを意識するきっかけになりました。今思い返すと(ほんの2か月前ですが)運命だったのかな~と感じます。

正直な話をすると・・・

水族館がとっても好きな私なのですが、「好き」という気持ちと共に、生きものに対して恐怖心もあります。うまくいえないのですが、水族館を訪れるたびにぞくぞくしています。鳥肌が立つような恐怖心。これは自分も生き物のひとつとして身を守ろうという本能だと思うのですが。それゆえに、金魚を「家族」として受け入れるまでの葛藤がありました。好奇心と恐怖心でしばらくは接していました。かわいいと思いながらも、その命に対しても恐怖を抱いていたところがありました。うまく説明できない~!多分動物園でも同じだと思います。今は(金魚は)大丈夫だけど、ぞくぞくと鳥肌を立てながらまた水族館行きたいなとおもってます。完全に余談でした(笑)

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