育児4コマ

セレブかよ…

小学2年生女子のお人形アソビにはリアルとファンタジーのはざまのなにかを感じる。

 

ストーリーテラーになる遊び

きっと男の子であれば、ヒーローごっこでやっぱりストーリーを紡ぐんだろうとは思うのですが、私が想像するに、男の子のヒーローごっこのストーリーはある程度テンプレートになっていると思うんですよ。敵がでてきて、必殺技を繰り出して倒す、というのがお約束ではないでしょうか。
そう考えると、女の子のストーリーはすごい。まず、同じストーリーを耳にしたためしがありません。毎回違う。好きな傾向とかはあって、恋愛モードになってみたり、喧嘩させてみたりとドラマの見せどころに好みはあるものの、ワンパターンを感じさせることは皆無なのである。
それはきっと、「戦う」などといった目的がないからだろうし、女の子は毎日の生活からそのストーリーを紡ぐからだと思っています。そう、少女は夢見がちなのかと思ったら結構リアリストなんですよね~!だから私は娘がかなり幼いころから、この一人語りを聞いているのが好きです。ぽしょぽしょと、小声で紡ぐドラマの面白いこと。

そしてシビアになっていく

そこで最近、そのお人形遊びのストーリーの中にお金の概念が現れました。それはまさに彼女たちが「お小遣い」を渡されたり、お金の使い方を各家庭で教え始めたりしているからなんでしょうね。彼女たちのお人形遊びから、今どんなことに興味があって、どんなふうに世界が見えているかっていうのが分かっちゃいます。とくにYoutubeで人形を使った物語のチャンネルを見ていたりすると、小2でも「彼氏」とか「恋人」とかの概念も出てくるし、家族ものだと夫婦仲が良かったり悪かったりするのも垣間見えてしまう。赤裸々に…。できればお友達の家ではあんまりやってほしくないなと思います(笑)平均的な家庭よりもオタク要素が多い我が家なのでオタク文化のあれこれが漏れてしまいそうですし…こわいこわい!

あと学校を舞台にしていることも多いですね。聞いていると。先生がいて引率して遠足をするような話もよくやっています。「XXくんがおくれてるですって~!?も~!」とか言っていて面白いです。クラスの様子も見えてきますね。ぜひ女子を育児中のみなさまは耳を傾けてみてください。新しい発見があるかもしれませんよ。

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それにしても、お人形遊びのときに声色まで変えるのがおもしろすぎるんですけども。
声優志望かな?(笑)

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