育児4コマ

チョロい2

いつもこんな感じだったら感動もなにもないのかもしれない。これがツンデレマジックなのですよお客様!(笑)

ギャンブルの快感と同じ

つまり、常時しおらしい態度をとる娘だったら他愛のない日常のシーンとして片付けられてしまうであろうこの瞬間。私の大好物であるツンデレのデレである。ギャンブルでいうところの、負け続けてたまに出るラックにハマって辞めることができなくなるのと同じ。こうして私は今日も娘に対する「愛の奴隷」になるわけです。ご褒美いただきましたっ!気分で私は「ああ今日も一日頑張った」と思えるんですよね。怖いな!(笑)

でもきっとね、あらゆるママやパパたちが、その度合いは違えど感じると思うんですよ。ふとした瞬間にお子さんから感謝を向けられたり、家族愛を向けられたりさ。または、一生懸命、教えてきたことが身について役立った瞬間に居合わせたりさ。報われたっ!みたいな瞬間は同じような気持になると思う。ありがとう、私のところにうまれてきくれて!ていう気持ち。

想いのかけかたを間違えてはいけない

しかしとくに同性の親子である母娘の距離感は難しい。なんせ私はそもそも、自分がきちんとした大人ではないのである。あらゆることをキチントシナサイ、という資格もない女。「きまりだから」「マナーだから」「テストはいい点数を」「忘れ物をしない」

どの口で言ってんのそれ!?

と、私の中の人がツッコミをいれてきます(笑)はっきり言って、すばらしいミッションスクールに通わせていただきながらも成績は悪いし中途半端に校則違反をして怒られるし授業中居眠り常習犯だったし、いじめられる側だったし。だらしない思春期を過ごした女が!!毎日タイムキーパーして身だしなみもそれなりにちゃんとしてあげて、やれ忘れ物はないか、やれ時間は間に合うかと口をすっぱくしているわけです。笑えます。

で、これがこのままの形でエスカレートすると、「自分はできなかったことを娘にはやらせたい」願望が強いあまりに毒親になりかねないのが怖いところなのです。口うるさくするのが愛情だと思ってしまってはいけない。私が口うるさくしてしまうのは、ただたんに彼女の問題と自分の問題を分離できていないだけである。…(昨日そのことを書きました。)ので、けして「私がこんなに必死になってるのは愛だからよ!!!」と思うのはおかしいし、伝えることもおかしいのですよね。なので、自分に言い聞かせるために娘に話すように、最近はしています。

今日は昨日のアレをちゃんと言葉にしてみましたよ。アドラーの心理学のやつを。娘が「自分は遅刻をしていない」という主張をした。はいはい、それはどうしてかな?と娘に質問を投げていくと、

「ぎりぎりまで寝てしまってもなんとか間に合うのはママが間に合うように手伝うから」

という結論が出ました。つまり娘が自分で問題解決をしたわけではないということなのだ。それを本人が自覚あったみたいなので、改めて「声をかけるまでがママの役目だから、できればその先は自分で急いでくださいね~」と話してみました。多分、朝起きたら忘れてるとは思いますよ。でも、そろそろ自覚を持った行動が必要になる年齢だと思う。

ママが急がせるからではなく、私が間に合わせたいから急ぐ、でお願いしたい。そんなこと言ってもまだまだ無理だろうし、逆にJKになっても「も~!ママが起こすの遅いから!!」とか言われるんでしょうけどね~!
それは仕方ない。そこは母娘の通過儀礼と思っていくしかないね。その都度その都度、可愛いとこ見せてください!!それでチャラにできるんだからさ。

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