つづき。はるかちゃんが一緒に帰ってきたのは、小学校の担任ではない先生でした。先生に連れられて帰ってくるってものすごい違和感だしすぐにわかりますね「なにかあったんだな」って。ピコーンピコーンと緊急信号が鳴ったのですが、…以下、解説します。

頭がまっしろになったよね!(笑)

本題に入る前に、先生と帰ってきた時の私の対応について(笑)

実は、テレワークなので職場の人間とSkype動画で打ち合わせをしていたんですよ。それでいつもより遅いけどピンポーンて帰ってきたので急いで玄関先に行ったわけです。頭真っ白になってるわけです。でもとりあえず打ち合わせ中の一瞬の席外しだったんですよ~状況わからないけど先生の話をそこで聞くわけにはいかず、

「すみません、打ち合わせ中でして!」
と言うしかなく、一瞬「は?なにいってんだこの人」て顔されましたが、「じゃあ担任から電話させますので話をきいてください」とだけ言い残して戻られました。
すっごい申し訳ないし非常識なことしたと思います。ごめんなさいごめんなさい。

特異型迷子・はるかちゃん

はい、つまり彼女は迷子になったのです。毎日毎日通っている通学ルートで迷子になんてなるわけはずなのですが…。

そのあと、30分くらいしたころ、担任の先生から電話がかかってきたので事の顛末を知ることができました。

普段一緒のルートで帰っていたクラスメートAちゃんと帰ろうとしたところ、歩いている途中でAちゃんが学外の学童施設にこれから向かうことを知ったそうです。「でもきっと通学ルートの近くだろう」と思ったんでしょうね。途中まで一緒にいくことにしたはるかちゃん。

実は全然しらないところ(学校を挟んで反対側のエリア)に連れていかれてしまったようです。Aちゃんは当然、帰り道を知っていると思っていたようで、「じゃあ私これから学童だから、ばいばい」て消えてしまったそうで…。

ひとりで歩いたことのない車通りの多いところで突如として放置された彼女。
満ちにしゃがみこんで大泣きをしてしまったそうです。

とてもとても幸運なことに、目の前に消防署がありました。消防署の人が泣き声をききつけて、保護してくださったとのことでした。

消防署の人がひとまず小学校まで送り届けてくださり、正門付近にいた担任ではない先生がバトンタッチして自宅まで連れてきてくれたのでした。

それを追い返した私…(笑)担任からは「これだけの人数の大人が動いたので、問題は深刻です」と叱られました。いやいや、うーん、それはもう再発防止に努めるわけですが、今回はかなり異例ですよね。寄り道をしたわけではなく、相互に認識不足があったのですから。

そんなわけで手を煩わせたことは電話で謝罪しましたが、根本的な問題の解決にはならないわけです。

ちなみに、本人の反応はというと

[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”m2.jpg” name=”mam”]あんた…迷子になったんだって?先生に注意をうけたよ…?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”h1.jpg” name=”はるか”] うん。そう。 [/speech_bubble]

[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”m2.jpg” name=”mam”]話は聞いたけどさ~…気を付けてよ?違う道を通って帰るとか絶対しないでね!妖しいと思ってよ!?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”h6.jpg” name=”はるか”] はーい [/speech_bubble]

反応薄かった…。なんだよ、大泣きしたのにそんな「なにもなかったよ」みたいな反応なのかよー!?と、私はハラハラしたです。だって、もし消防署の人が見つけてくれなかったら。もしさらに知らないところに迷い込んでしまったら。悪い人に連れていかれたら。事故に遭ったら。考えるだけで背筋が凍ります。生きた心地がしません。

もしかしたら、うまく言葉にできないだけですごく本人、怖かったし忘れてしまいたいのかなともおもい、それ以上詰め寄るようなことはしなかったですが、夫ともすごく話し合って、対策は考えていかねばならないなぁということになりました。

つづく!